FXの最適な損切り方法(タイミング)とは

トレードにおける3要素

FXトレードをするに当たってトレーダーが決断しなければならない要素として、「エントリー」、「利確」、「損切り」の3つがあります。

この3つの要素のうち1つだけ優れていても、他の1つが適切に行われていなければ、良いトレードは出来ないと考えています。

例えば、予想していたポイントでの反発で押し目買いエントリー(利確20pips狙い、損切り3pips)ができ、含み益も順調に伸びてきました。

しかし、含み益が5pipsになったところで値動きは反転し、逆指値3pipsにかかり負けトレードとなりました。

利益20pipsを狙っているのに、損切3pipsではあまりにも小さいですよね。

利益20pipsを狙うには、一度含み損になることも想定しておかなければならないので、損切り設定は10pips~15pipsぐらいは欲しいところです。

大きな含み損になることを想定していないのであれば、利確は5pipsと小さくする必要があります。

このように3つの要素がすべてうまくいってトータルで勝てるトレードができると考えています。

「損切り」は一番重要

3つの要素の中で、「損切り」は資金を守る上で大変重要なものであり、一番重要な要素と考えています。

含み損になっても損切りせずに、含み益に戻るまで待っていれば(いわゆる塩漬けしていれば)負けることはないですが、値が戻らずにどんどん含み損が増えていって強制決済を免れるためには、追加入金をしなければなりません。

値が戻るのを待っている間は含み損が気になって寝れなかったり、仕事が手につかなかったりと心身ともに最悪な状態になってしまいます。

さらに追加入金で資金も底をつき強制決済になってしまえば、一発退場でもうFXを続けることが出来なくなってしまいます。

このような事態を避けるためにも、「損切り」に関するルールは必ず決めて、必ず実行しなければなりません。

「エントリー」や「利確」のルールが曖昧だったり、ルールを破ったりしても、すぐに退場という最悪な事態になることはないので、やはり「損切り」は一番重要な要素だと考えます。

損切りの方法

では、「損切り」はどのような方法(タイミング)で行えばよいのでしょうか。

損切りの考え方の一つに、トレードの根拠が崩れたら損切りをするというのがありますが、私もこの考え方に基づいて損切りしていますし、多くの方が採用していると思います。

レンジブレイクやダウ理論を根拠に買いエントリーしたのであれば、直近安値を割ってきたら損切り、ダブルボトムを根拠に買いエントリーしたのであれば、ボトム部分を割ってきたら損切りという風になるのが一般的だと思われます。

ここで問題となってくるのが、「割ってきた」という状態を具体的にどのような基準で判断すればいいのかということです。

例えば

①見た目で明らかに割ったら損切り

②0.1pipsでも割ったら損切り

③数pips(固定)割ったら損切り

④足が確定し終値が割ったら損切り(ヒゲはセーフ)

などがあるかと思います。

損切り額を極力抑えるのであれば②が一番最適で、次に③or①(損切り額はある程度限定)、最後が④(損切り額未定)になるでしょう。

勝率を重視するのであれば④が一番最適で、次に①or③、最後が②になるでしょう。

結局、①~④の各ルールでそれぞれ長所短所があり、①~④のどれが最適であるかは断定することはできません。

大事なのは、ルールは一つに絞るということと、それを途中で変えずに貫き通すということだと考えます。

そして、その選んだルールが良い時もあれば悪い時もあるということを受け入れることです。

個人的には

①の見た目で明らかに割ったら損切りは、ルールが曖昧で損切りするタイミングを逃してしまって損切りできなくなる可能性があるので、私は採用しないですね。

④の足が確定し終値が割ったら損切り(ヒゲはセーフ)は、急激な値動きの場合かなり深い損切になってしまうため、採用はしません。

②の0.1pipsでも割ったら損切りと③の数pips(固定)割ったら損切りは、どちらを採用してもトータルではそれほど差はないと考えます。

③の固定pipsを決めるにしても、その数字に何の根拠もないと思いますので、①を採用して損切りに会えば潔く諦めるというスタンスでいくでしょう。

最後に

「損切り」は、マウスでクリックして実行するものではなく、逆指値で自動実行するものです。

これで、あなたの資金は守られるでしょう。