FXのトレードスタイルを決める(初心者向け)

FXを始めるに当たって、まずは自分のトレードスタイルを決める必要があります。

トレードスタイルは、売買エントリーしてから決済しようとする時間の長さによって、一般的に3つの区分名称で分類されています。

下記は、私の感覚による分類です。

・スキャルピング・・・数秒~30分程度で決済

・デイトレード・・・10分~就寝するまでに決済

・スイング・・・1日以上~数週間、数か月で決済それぞれのスタイルについて、私の認識ではございますが詳しく解説していこうと思います。

スキャルピング

メインとなる時間足チャートは、1分足や5分足の短時間足となります。

スキャルピングの中でも、2種類のトレード方法があります。

1つはプライスアクション(※)重視で、利益2~5pips抜きの数秒、数十秒トレードを1日に何十回と繰り返す方法(いわゆる「秒スキャ」)。

もう1つは長時間足から短時間足へとマルチタイムフレーム分析(※)を行い、テクニカル指標重視で、タイミングをじっくりと待ちエントリーし、利益もできるだけ伸ばす方法です。

スキャルピングは、1日のエントリー回数が多いので、平日にあまり時間が取れないサラリーマンなどに向いています。

難易度は、3つのスタイルの中で1番難しいと考えます。

基本的に狭い利幅を狙うスタイルなので、高レバレッジにすることで、資金効率をよくします。

1分足や5分足チャートは上下動が複雑なので、狙っている方向は正しくても、大きなノイズで損切りしてしまったり、ストップが刺さってしまうことが多いです。

そのため、イライラしてしまいエントリールールを無視して感情に任せたトレードを行ってしまう可能性があります。

裁量によるエントリータイミングの見極め能力や、何があっても平常心でトレードが続けられる強いメンタルが必要となります。

また、含み益が出ても一瞬で含み損に変わってしまうこともあるため、利確の瞬発力も大事です。

スキャルピングで安定して勝つにはかなりの経験が必要となりますので、初心者の方はこのスタイルを選択すべきではないと考えます。

※プライスアクション・・・日本語で言うと値動きです。ローソクの形状やパターン(ピンバーや明けの明星など)で読み取ったりします。レートパネルの動きで判断する方もいるようです。

※マルチタイムフレーム分析・・・異なる時間足を見て、現在のトレンドや状況を把握し、エントリーや決済ポイントを探る分析法です。

デイトレード

メインとなる時間足チャートは、5分足~1時間足となります。

マルチタイムフレーム分析を行い、テクニカル指標を使用してエントリーします。

メインフレームを15分足や30分足にしていれば、ずっとチャートを見ている必要はないので、チャートに張り付く時間がもったいないと考える方に向いています。

サラリーマンの方ですと、ノートレードの日となってしまう可能性もありますので、毎日勝って終わるというのは難しいかもしれません。

複数の通貨ペアを監視することにより、トレード回数を増やすことも可能です。

難易度は、3つのスタイルの中で中間だと考えます。

スキャルピング手法ほど、イレギュラーな値動きに悩まされることもなく、エントリーや利確、損切りを考える時間の余裕があります。

また、1日のエントリー回数も多くはならないので、メンタルにも優しいトレードスタイルであると考えます。

まずは、経験を積む必要がある初心者の方には1番オススメですね。

スイング

メインとなる時間足チャートは、1時間から週足の長時間足となります。

マルチタイムフレーム分析を行い、テクニカル指標を使用してエントリーします。

どのような生活スタイルの方でも、じっくりと考えてトレードすることができます。

難易度は、3つのスタイルの中で1番易しいと考えます。

大きな利幅を狙うため、低レバレッジ運用での複数通貨ペアの同時保有やピラミッティング(買増し、売増し)なども可能です。

スイングレベルのトレンドは長期間続きますので、とことん利益を伸ばすことができれば、リスク・リワード比率(※)の大きいハイリターンのトレードとなります。

日足や週足の大きな流れに逆らわず直近高値安値などの損切りラインを壁にして順張りトレードすれば、あっさりと利益が伸びていくことが多いでしょう。

ただ、エントリーから決済までに相当の時間がかかってしまいますので、人気がないトレードスタイルではあります。

※リスク・リワード比率=平均利益÷平均損失

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スキャルピングは本当に難しいです。

特に1分足でのトレードは、考えれる時間が非常に短いですし、決済の判断も一瞬で行わなければなりません。

連敗してしまうと、取り戻そうとして無駄なエントリーを行い、利確・損切りのルールを破ってしまい、さらに負の連鎖に陥るなんてことも十分にあり得ます。

まずは、15分足ぐらいをメインチャートとしたデイトレードで、自分のルールを守ってエントリーすること、損切りは必ず行うことの大切さを学び、トレード経験を増やしていくことをお勧めします。

最初は小さな目標を掲げ、達成経験を増やすことで自信にも繋がってきますので、欲張らずにじっくりと行きましょう。